2011年3月23日水曜日

和裁塾だより 3/23

久し振りに、和裁塾開講しました。
今日は、寂しくお二人参加で、13時からでした。

いつもお元気なMさん、石下結城の無地で単衣を縫っています。
ほわんと優しいピンク色です。
宿題を手直しして、お袖の続きを縫いました。
結城紬は、耳の部分が1分5厘位白くなっているので、
これを隠すために、袖口は4つ折り絎けにしました。
3つ折りだと、絎け代の幅が、浴衣の袖口みたいに幅広くなってしまうのです。
内揚げから下は居敷き当てを付けるので、背縫いに背伏せは要らないので、
そこから下の背縫いは縫っていらっしゃいました。
裏衿の端から8分幅に細長く切り取って、上の部分の背伏にしました。
背伏を付けるのは背縫いの1分なので、背伏布は買いません。
次回は、後ろ幅を標して脇縫い、居敷き当てです。
頑張ってお袖と背伏の始末を仕上げて来て下さいね。

Hさんは今日から浴衣です。
竺仙の百合柄の浴衣です。ご覧下さい。
綿紬地に百合の柄、葉の暈しが素敵です。蕊の山吹色が効いています
これは、柄合せが大変でした。
竺仙さんどうしてこんな柄に……と思わず言ってしまうほどでしたが、
辛抱強く粘った結果、ばっちりの柄合せが出来ました。
今日は、時間が短かったので、標付けがすべて終わりませんでした。
次回は、標付けの続きと袖縫いです。


お二人とも和裁塾をすごーく楽しみにして下さっているのですが、
今日は久し振りだったので、とても喜んで下さいました。
開講して良かったです。
計画停電が有ったり、電車の運行が不安定だったり、
放射線が心配だったり、色々有りますが、
不測の事態にならない限り、土曜日も和裁塾は開講します。
みなさん、いらして下さいね。


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お訪ね下さいませ(^u^)
 

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