2009年12月24日木曜日

かんたん肌襦袢の作り方

先日の体験レッスンで作りました、かんたん肌襦袢の作り方をご紹介します。
図をクリックすると大きく見易くなります。

先ずは裁ち方です。
晒しを1m~1m4cmの長さに2枚裁ちます。
裁った晒しを2枚重ねて二つに折り、わを左に置きます。
上から2枚が後ろ身頃で下の2枚が前身頃です。
わの部分が肩山で、肩山から21cmが袖口です。
袖口の右の部分が脇縫いになります。
脇縫いのところを図のようにカットします。
カーブはなだらかな線の方が良いです。

次に上の2枚を左に開いて広げます。
衿繰りを図のようにカットします。

縫い方は、先ず背縫いです。
後ろ身頃の2枚を縫い合わせます。
後ろ身頃を中表に合わせて裏から縫います。
布端の耳から0.8cmのところを真直ぐ縫って下さい。
縫い始めと縫い終わりは返し縫いをして下さい。
背縫いの縫い代は2mmのきせを掛けて左身頃の方に折って下さい。

折った縫い代は耳くけで左身頃にとじ付けて下さい。

脇縫いは袋縫いにします。
表から縫います。前後の身頃の裁ち目を揃えて端から5mmのところを縫います。
裾から袖口まで、続けて縫って下さい。縫い始めと縫い終わりはは返し縫いです。
カーブのところは伸ばし気味に糸こきをします。
縫い代を割って裏に返して下さい。
次に、表から縫った1回目の縫い目(裏返ってますが)から8mmのところを縫います。
カーブのところはやや伸ばし気味に糸こきをして下さい。
脇縫いの縫い代は2mmのきせを掛けて前身頃の方に折ります。

後は、裾と衿繰りを三つ折りぐけにすれば出来上がりです。

肌襦袢は、何枚有っても良いもの
この肌襦袢は袖や裾がかさばらなくてすっきり着られます。
かんたんにできますからお試し下さい。
ミシンで縫えばもっとかんたんです。
分かり難いところがございましたら、ご質問をどうぞ!

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1 件のコメント:

  1. はじめまして。晒しが出てきたので何か作れないかと思ってことらにたどりつきました。早速一枚つくってみました。襟ぐりのところをバイアスにしました。私は全く着物は着ませんが暑い日の洋服の下着にするつもりです。胸元があいたデザインの服が好きなので襟ぐりも広げて作ってみました。夏が楽しみです。
    ありがとうございました。

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