2009年10月21日水曜日

子供の着物の揚げ~腰揚げ編

身丈から①着丈を引いたものが②腰揚げ分になります。
背縫いの衿付けから着丈を測ります。
③揚げ分を2等分してそこから、衿の上端までを2等分④したところが⑤腰揚げ山になります。
揚げ山に糸標しをします。④+③を裾から測るとやり良いです。
⑥腰揚げ山から裾に向かって③腰揚げ分の半分を測ります図では上下に⑥が書いてありますが実際には下だけに標しをして下さい。標しは糸標しが良いでしょう。


前は後の延長で腰揚げ山と腰揚げの半分の標しをつけます。
衿の部分で揚げ山を1~2㎝上げて衽付けから斜めに結びます。
揚げ山と、揚げ山から下にだけ糸標しをつけます。
下前も同様に標しを付けて下さい。


袷の揚げをする時は裏と表がずれないように、裾が袋にならないように気を付けて下さい。
腰揚げ山で折る時、鏝やアイロンで押えないで下さい。
折り目は付けない方が良いです。

衿の端は下前と上前で仕上がりが違います。
下図のようになる様に、衽に寄せるひだで調整します。


いかがでしょうか?ご理解いただけましたでしょうか?
分かり難い点、ご意見がございましたらコメントをお寄せ下さい。


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