七五三が近付き、ご自分で肩揚げ腰揚げをしたいとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は肩揚げ腰揚げの方法をご紹介したいと思います。
一昨日から図を描き始めたのですが、忙しかった事も有りまして出来上がりませんでした(*_*;
更新がすっかり遅れてしまいました。ご訪問頂いた方にはお詫びいたしますm(__)m
肩揚げ腰揚げの方法は、人によって色々なのですが、この方法は仕上がりのバランスが良いと思っています。
先ずは、肩揚げから
①着物の裄丈から着裄丈を引いたものが②揚げ分になります。
③揚げ分を2等分したものを③とします。
④肩幅を2等分してその寸法を背縫いから測り揚げ山とします。
肩揚げの長さは袖付け寸法と同じです。
⑤揚げ山から③の寸法を袖付け側にとります。
これが揚げの深さになります。
標しは糸標しで付けて下さい。
≪肩揚げ分が多い時≫
揚げ分が多いと、揚げの深さが、揚げ山から衿付けまでより多くなる事が有ります。
その時は揚げ山を袖付け側にずらして調整します。
揚げ分が多いと背幅が狭くなってしまうので肩山では③の寸法をとり
揚げの下⑥の寸法は少なくして揚げを斜めに縫います。
後ろ肩揚げの⑥の寸法は③の寸法の3分の2~2分の1までに減らしても大丈夫です。
前肩揚げも2分の1まで減らす事が出来ますので胸幅が足りなくなる時は調整します。
前の肩揚げは袖付け止まりより2㎝短くします。
揚げの深さは③の寸法-1~2㎝としますが、上にも書きました通り揚げ分が多い時は③の2分の1まで減らして斜めに縫えば大丈夫です。
①布がよじれないよう注意して、揚げ山から折ります。
アイロンや鏝は使わないで下さい。折り目は付けない方が良いです。
袖付け側から縫います。
肩山で③の寸法を取り前と後ろを測り待ち針でとめます。
2本どりの糸で2目落としに縫います。
初めと終わりは1針返して、肩山では3目落としで縫います。
揚げの深さ(③の寸法)は、5㎝位が1番格好が良いです。
次は腰揚げをご紹介いたします。
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