2015年9月17日木曜日

和裁塾だより 9/16 名古屋帯完成!

もう9月も中旬、急に涼しくなってしまいましたね。
庭には、彼岸花や白萩が咲いて、秋の風情です。

16日ははるひ野で3名でした。
季節の変わり目で、体調を崩す方が続出です。

Tさんは木綿の単衣です。
衿付けの続きから縫い始めました。
衿肩明きのカーブがきれいに縫えなくて、何度もやり直し、最後には満足のいく仕上がりになったようです。
衿にきせを掛けて、裏衿を整えて、ちょっと早じまいだったのでここまででした。
次回で衿を仕上げて、袖付に進みましょう。
間もなく完成です。

Iさんは、ご家族のご病気でしばらくお休みでした。お疲れさまでした。
浴衣を縫っています。
衿付けが終わって、三つ衿芯を付け、縫込みを伸ばして、衿を折り上げました。
共衿下に忍び綴じを入れ、衿裏を絎けました。
衿先も作って、衿はほぼ終了です。
次回は袖付、間もなく完成です。Iさんも、早じまいでした。

Tさんは、名古屋帯の芯入れです。
硬くて大変な芯入れ、頑張りました。
表に反して、手先には忍び綴じを入れ、返し口を閉じて完成しました。


この布、紬のように見えますが、実はウールなのです。
着物の反物で、Tさんも着物を縫うおつもりだったのですが、厚地でごわついた感じが強いので、お勧めして帯になりました。
アップです。
表地も厚く芯は硬く、大変でしたね。お疲れ様でした。
帯が仕上がって、絹物の単衣に戻りました。
今日は、居敷当ての背綴じをしました。

皆様今日も有難うございました。


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