今日は4名の参加で開講いたしました。
朝、小田急線が遅れて4.5分遅刻してしまったのですが、早くいらしたお二人が準備して下さっていました。
ありがとうございました。
Hさんは紬の単衣を縫っています。
きれいな藤色の紬なので布の釣り合いや絎けの具合の良し悪しが目立つのです。
だから、すごく慎重に丁寧に縫っています。
前回は下前の脇絎けをしました。
今回は上前の脇です。
袖付け周りの絎けしろに攣れが発生していたので内揚げ部分を少し解いて調整しました。
居敷当てを脇縫いに中綴じをして、脇を絎けました。
慎重に丁寧に…少しでも気に入らないところが有ればやり直すという徹底振りで、きれいに上がったようです。
お疲れ様でした。
Tさんは、近江麻の長襦袢が完成です。
宿題で仕上げてくるはずだったのですが、身八つ止まりの閂止めがきれいにいかないというので直しました。
半襟付けの裏側もきちんとできていなかったので、やり直しました。
これで、完成!おめでとうございます。
次はお母様の着物をご自分のサイズに縫い直します。
幾何学模様の絣紬単衣ですが、身丈が足りないのと柄合わせのために残布を足すことにしました。
裏表を逆にして、上前の落ちない汚れを下前にしました。
新しい上前の裾の方にも汚れが有ったので、揚げ位置あたりで切って天地逆にしました。
切ったところは接ぐのですが、そこに足し布を入れて身丈を長くしました。
背縫いの柄を合わせつつ身丈も出すので難しかったのですが何とか決まりました。
次回は接ぎ接ぎを終了して、標付けに進みます。
Sさんはうそつきの半襦袢です。
襟を仕上げてお袖に進もうと、楽しみにしていらしたようですが、残念、襟のやり直しが発生。
でもちゃんと直しました。えらい!
襟の中心に忍び綴じを入れれば仕上がりです。
次回はお袖に進みます。
今日はお疲れ様でした。
Kさんは結城縮の単衣を縫っています。
Kさんも今日は袖を付けて完成だ!と楽しみにしていらしたようですが、問題発見!
袖付けの縫い代部分を標付けからやり直しました。
そして、袖付けに進み振りも絎けました。
身八つ止まりの閂止めやスナップ付けが残ってしまいました。
次回は本当に間違いなく完成です。
今日は皆さん直しが有り、解いて縫って大変でした。
お疲れ様でした。仕上がり目指して頑張りましょう。
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