2011年9月30日金曜日

和裁塾だより 9/28 裄、身幅直し単衣紬完成

日中は汗ばむものの、朝夕はすっかり秋ですね。
この日の和裁塾はお1人キャンセルで3名での開講となりました。

Mさんは前回まで単衣紬の裄と身幅出しをしていましたが、この日身八つ止まりに閂止めをして完成しました。
ご覧下さい。
写真がグレーになってしまいましたが、生成り地の紬です。
アップにするとこんな感じ、可愛いでしょ(^_-)-☆
そして今お仕立て中の着物は、綿麻の単衣です。
背縫いの始末は、浴衣は2度縫い、絹物は袋縫い、居敷き当てを付けて上部だけ背伏と色々な縫い方が有りますが、今回は「ずら伏せ(折伏せ)」にします。
この反物は広幅で、脇縫いの縫い代がすごく多いので、縫い代を開いて三つ折りに絎けます。
脇縫いを2度縫って忍び綴じを入れて、開いた縫い代を三つ折りに絎けます。
布地が薄いのでこの方がきれいです。
ずら伏せの絎けと、両方の脇縫いの絎けまでが宿題です。
縫う処が沢山ありますが、頑張ってくださいね。

Tさんは、羽織から名古屋帯へのリメイクです。
前回お太鼓の標付けが済んで、縫っていらしたので、今回は胴周りと手の標付けをしました。
胴周りの縫いは宿題にして、お太鼓に帯芯を入れました。
縫い代を2枚の帯芯で挟むようにして、芯を縫い代にとじ付けます。
帯芯は堅いので綴じは大変ですが、頑張って下さい。
ここまでが宿題です。

Yさんは、鯉口シャツを縫い始めました。
鯉口シャツって、お祭り半纏の中に着るシャツです。
こんな形です。↘
なんとYさんはお神輿担ぎが趣味だったのです(^'^)
浴衣地1反で、身丈の長いのと短いのと2枚作ります。
2枚裁って、標を付けました。
背縫いを袋縫いにして、袖を付けて縫い代をミミ絎け、そして脇縫いも袋縫いにします。
呑み込みの良いYさんは、すいすい進みました。両方ともここまでが宿題です。
お洒落なシャツが出来そうですね。がんばって下さい。

この日は、見学にみえた方が、おひとりご入会下さいました。
来月から浴衣です。どうぞよろしく(^0_0^)

水曜日のお昼は、お教室の近くでお弁当を買ってきます。
私は大抵、誰かに頼んで買ってきてもらいます。
この日のお弁当はこれ↓生姜焼き弁当です。お値段なんと500円おみそ汁も付いてきます。
京橋はビジネス街なので、こんなお手頃弁当があちこちで買えます。
お父さんたちはこんなお昼を食べているのに、奥さまたちはお友達と優雅なランチをしてるんですよね。
でも、それは「たま~に」という事にして置きましょうね(^_-)-☆

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