少し涼しくなりましたね。
雨も対して降らず、すごしやすい1日でした。
今日も、賑やかに和裁塾開講しました。
Oさんは、着てるだけで元気が出そうなビタミンカラーの浴衣を仕立てています。
ゆっくり丁寧にお縫いになるので、きっちり出来上がって参りました。
褄先の額縁をくけて、衿の仕上げに掛ります。
浴衣は洗濯の頻度が高いので、衿の縫い込みには特にしっかり忍び綴じを入れます。
衿先を作って、衿を絎けますが、衿の絎けは宿題にして、袖付けに進みました。
次回は、振りを絎けて身八つ止まりに閂止めをして出来上がりです。
もう1枚浴衣をお縫いになるそうです。
同じ物を続けて縫うと、理解が深まりますね。
Hさんは、紬の単衣を縫っています。
後ろ幅と肩幅の標を付けて、脇縫いをして、居敷き当てを付けます。
脇縫いは2度縫って縫い代を開いて仕上げる、上物の仕上げです。
最近はプロに頼んでも、相当の上物でないと、ここまでの仕上げはして頂けません。
折角ご自分で縫うのですから、手間暇惜しまずこだわりの仕立てをしましょう。
脇縫いが出来たら、居敷き当てを背縫いに綴じ付けます。
居敷き当ての方に少し緩みを持たせて、丁寧に綴じが出来ました。
次回は、脇縫いに居敷き当てを綴じて脇縫い代を絎けます。
宿題は、片側の脇縫いと居敷き当ての裾絎けと背縫い上部の袋縫いです。
頑張ってね。
Sさんは袷に挑戦中です。
八掛けと、胴裏の標付けをしました。初めての事ですから中々大変です。
和裁塾縁会、初の袷です。頑張ってね(*^^)v
Sさんは器用な方で、長襦袢はもうご自分で縫えるようになりました。
しばらく、和裁塾がお休みだったので、その間に爽竹の長襦袢を裁ち、部分的にミシンを使って2日で縫い上げたそうです。素晴らしい(^O^)/
KJさんは、前回で浴衣を仕上げられ、2枚目に入りました。
流水に金魚の可愛らしい柄ですが、きりっと黒地の大人かわいい浴衣です。
丈がギリギリで裁つのに苦労しましたが、柄合せも何とか決まって、標付けへ進みました。
寸法を伺うと、裄が見た目より短い…?
そこで登場したのが、先日の『浴衣で銀座』の時の写真。
やはり、短いです。手首が出ています。
という訳で裄を測り直し、身幅も狭めなので一から寸法決めをする事になりました。
自分はこの寸法と思い込んでいて、体に合わない着物を着ている方が時々いらっしゃいます。
他の方から、客観的に見て頂くと良いですね。
こちらも参考にどうぞ!
KYさんは、八寸名古屋を仕立てていらっしゃいました。
ざっくりとした紬地の帯です。早速秋から締められますね。
今は、長襦袢をお仕立て中です。
竪衿先を作って、上衿付けに進みました。
衿肩周りに力布を付けて、木綿の上衿に衿先布を縫い付けて、やっと衿付けです。
次回は上衿を仕上げて、袖付けへ進みます。
次回作は無双袖の長襦袢だそうです。
楽しみですね(^0_0^)
Nさんは、17日に引き続きのご参加です。
前回からうそつきのお襦袢を仕立てています。
身頃の絎けの部分に躾を掛けていらっしゃったので少し手直しをして絎けは宿題です。
衿の標がまだだったので、標を付けて衿丈中心を接ぎました。
布幅が狭くて、振りの絎けが出来ないので、振りの部分に共布を足しました。
絹仕付糸で仕付を掛けて袖は出来上がりです。
もう1枚無双袖の半襦袢を作るので、無双袖と、裾除けの布も裁ちました。
普段に着物をお召しになる方は、こんなうそつきを化繊の袖で縫っておくと、お洗濯が気軽に出来て便利ですよね。
宿題の裾除けの縫い方です。
図解してみました。クリックで拡大表示します。
土曜日は前回休講して、次の週はお休みだったので、久し振りの開講でした。
みなさん楽しかったわねと、嬉しそうにお帰りになりました。
有難うございました。
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