2016年9月30日金曜日

和裁塾だより 9/24 9/28 花柄綿麻浴衣完成!

またまた、更新が遅れてしまいました。
雑用や外出が続き、iPhoneを機種変更したところ、連絡先の復元が上手く行かず、右往左往していました。
ネットで方法を見つけ、昨夜やっと終了、やっと使えるようになりました。

24日は、おひとりお仕事でキャンセル、おひとりなんとお忘れで欠席、3名でした。
Oさんは、木綿の単衣です。
いよいよ、単衣最難関の衿付けです。今回は広衿に挑戦。
共襟を地衿に縫い付け、表衿と裏襟に衿付けの線をつけました。
三日月の力布を付けて、衿に適度なゆるみを入れ待ち針で止めました。
表衿と裏襟で身頃を挟んで、1度に縫うのが広衿の難しいところです。
慎重に縫い進み、衿付けまで終了しました。
次回で襟をまとめて、次は袖付け。もうすぐ完成です。

Sさんは、浴衣です。
初めての浴衣、勝手が解らず右往左往ですが、頑張っています。
今回は脇縫いの袖付け周りの縫い代を整えて、あとはひたすらミミ絎けでした。
大変お疲れ様でした。

Mさんは、無双袖胴抜き長襦袢です。
身頃は裾絎けまで進んでいたのですが、袖が後回しになっていたので、袖を縫いました。
柄合わせを確認して左右のお袖を決め標を付けました。
袖口を縫い、表から仕付けで押さえたら袖幅の標を付けます。
振りを縫ったらきせを掛け、袖下を合わせて止めを入れ四つ縫いにします。
片袖はほぼ完成です。

28日は5名でした。
Mさんは、男物浴衣です。
後ろ幅肩幅の標付けまで済んでいたので、背縫いにきせを掛けました。
次に前揚げを縫って絎け、脇縫いをしました。
袖付け周りの縫い代を整えて、袖付け止まり下から内揚げまで忍び綴じを入れます。
袖付け周りの縫い代がつれないように待ち針で止め、あとはひたすらミミ絎けです。
脇絎けは長くて大変ですが、残ったところ頑張って絎けてくださいね。

Eさんは、肌襦袢です。
脇縫いを縫って忍び綴じを入れたらミミ絎けです。
次は裾を絎けました。
お袖が未だ縫えてなかったので、衿付けは後にして、お袖を縫いました。
袖付けにレースを付けて、折り伏せ絎けにしました。
次回でお袖を終わらせて、衿付けに進みます。

TNさんは、男物浴衣です。
脇縫いが終わって、袖付け周りの縫い代を整え、内揚げまで忍び綴じを入れました。
袖付け周りの縫い代がつれないように気を付けて待ち針で止めミミ絎けをしました。
Mさんと、大体同じところでしたね。

THさんは、長襦袢です。
裾を絎けからでした。
次に、前幅を付けて縦襟付けです。
竪襟が長くとれたので、衿の中がごろつかないように縫い込を少なくしたくて、竪襟にも内揚げを取りました。
竪襟付け側縫い代を1㎝とって折りを付け、縦襟を縫い付けました。

TMさんは、浴衣を縫い上げてお持ちになりました。
細かいところを、ちょっと手直しして、2枚目浴衣の完成です。
お嬢さん用の花柄綿麻浴衣です。仕上げ前ですがご覧下さい
 
次も浴衣を縫います。3枚目です。
寸法を決めて、用尺を計算見積もりました。
柄合わせで苦戦しましたが、何とかまとまり裁ちました。
袖と身頃の標付けが済みました。


皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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